カラーボックスは収納棚として使う方が多いですが、工夫すれば机をDIYすることができます。
DIYと聞くと寸法を計ったり、木材をカットしたり難しそうなイメージがありますが、カラーボックスを使えば簡単に安く机をDIYすることが可能。
今回は、パソコン作業用机をカラーボックスでDIYする方法をご紹介いたします。
カラーボックスでPC作業用の机を作る
いつも物置で仕事してるから、PCデスクがマミーポコの段ボールなんだよね
そろそろデスク買ってもいいかな😂? pic.twitter.com/anNkDj0mTM
— エトウ🥦緑のババアライター (@matome_etou) November 12, 2019
我が家で一番落ち着けるのが狭い4畳半の物置部屋で、私はいつもこの部屋で仕事をしています。
物置部屋なのでこの部屋には机が無く、ノートPCを置くのにちょうどいい机替わりとして子供たちのおむつのダンボール箱をこれまで机として使ってきました。
でも座卓って姿勢が安定しないからめっちゃ背中や肩が痛くなるし、デスク周りの小物が収納できないから床に散乱する。
これまでは机を買うとなると採寸や商品レビューの下調べとか色々面倒なので重い腰が上がらなかったのですが、今回は細かな採寸は一切必要ないカラーボックスを使った簡単DIYでPCデスクを作ろうと思います。
カラーボックスDIYで用意する物
- カラーボックス3段2個
- 天板用長板(1600×16×300mm)
- 木工用ニス
- ニスを塗るハケ
- 滑り止めシート
カラーボックスと板はコーナンで購入しました。
在庫処分品で1個900円だったカラーボックス1個と、物置部屋でこれまで使っていたカラーボックス1個の上に、天板を乗せて机にするという簡単DIYをします。
1.カラーボックスを組み立てる
カラーボックスを付属の説明書通りに組み立てます。
カラーボックスを組み立てる時のコツですが、ビスを締める際は一度に全て締めるのではなく、まずは全て8割まで締めること。
8割締めていれば、万が一カラーボックスの背面用の板を入れ忘れたなどのトラブルがあっても、もう一度ビスを緩めて締めなおすことが可能です。
カラーボックスを組み立てたら、続いて背面の木材が露出しているカ所にニスを塗っていきます。
2.カラーボックスの背面にニスを塗る
カラーボックスの背面になぜニスを塗るのかというと、カラーボックスは合板と呼ばれる薄いべニア板を接着剤で上手いこと重ねてあるただの木で、この木は湿気を吸収しやすいのでカビの温床になります。
私は過去にカラーボックスをそのまま組み立てて壁との間に少し隙間を開けて設置したら、背面の木材が露出している部分だけ見事にカビがびっちり生えました。
この経験があったので、私はカラーボックスを組み立てたら必ず背面の木材が露出している部分にニスを塗っています。
ニスは様々なメーカーから販売されていますが、その中でも特におすすめなのが和信ペイントの水性ウレタンニス。
このニスは室内で塗っても臭いがまったく気になりません。また、食品衛生法適合製品なので、キッチンの作業台など食品をカラーボックスの上で取り扱うケースでも、安心して使用することができます。
詳しいニスの塗り方は以下の記事で紹介しています。
3.滑り止めシートを敷いてから天板を乗せる
ダイソーで購入した滑り止めシートをカラーボックスの上に敷いてから天板を乗せます。
滑り止めシートを敷くことで、天板をビスなどで固定しなくても動きにくくなるので手軽ですが、耐震対策などで天板を絶対にズレさせたくないという方は、同じくダイソーで販売しているL字金具で天板とカラーボックスを固定することをおすすめします。
私は天板の上にプリンターなども置くため、今回は滑り止めシートのみで固定します。
4.完成
↑の画像はカラーボックスで机をDIYする前のパソコンデスク。THE物置部屋
カラーボックスでパソコンデスクを作ったというだけで、一気に仕事が捗る環境に!
部屋のレイアウトを買えたり、椅子を組み立てたりする作業が必要だったため実際に設置するまで2時間程度かかりましたが、これで完成です。
これまではパソコンで作業する部屋とは違う部屋にプリンターや書類を置いていたので、必要な時はいちいち部屋を移動しなければいけませんでしたが、これで一つの部屋で集中して仕事することができます。
市販のパソコンデスクや机を購入するのも良いですが、カラーボックスを使えば面倒な寸法を計ったりする必要なく、安く机を作ることができます。
収納だけに使われがちのカラーボックスですが、今回ご紹介したような使い方もできるので、ぜひ試してみてくださいね。