髪の毛を傷めずにビビットな色に染める使い方ができるカラーバターは、繰り返しカラーやブリーチをしている人の髪色メンテナンスにおすすめです。
そんなカラーバターは使い方によって、セルフカラーでもムラなく綺麗に染めることができるので、自宅で手軽にカラーメンテナンスすることができます。
今回はカラーバターの使い方と注意点、黒髪から染める場合のポイントをご紹介いたします。
カラーバターだからこそできる使い方とは
カラーバターは、有限会社クリップジョイントが販売するエンシェールズシリーズの商品です。
90%以上がトリートメントでできているトリートメントそのものなので、髪をケアをしながら染めることができます。
カラー剤ではないのでカラーバターをして色が落ちて、再びカラーバターで染めても傷まないのがポイント!
カラーバターの色持ちは公式では約1か月と言われていますが、実際にカラーバターで染めてみて2週間がボーダーラインでした。
2週間を過ぎると色落ちが目立つようになり、違う色に変化しますが、またそれが良いという方も多く居ます。(私もその一人)
カラーバターは全25色の豊富なカラーラインナップで、手持ちのトリートメントと混ぜて色を薄めたり、カラーバター同士を混ぜてあなただけの色を作る使い方ができるので、あなたがなりたい髪色のカラーになれます。
ブルーやパープルなどビビットで明るい髪色にしたい場合は、カラーバターの前にブリーチを2~3回して、後述するムラシャンで髪の赤みを抜いてから使用する使い方をすることで、理想に近い髪色にすることができます。
ブリーチ後にカラーをするダブルカラーは髪へのダメージが大きいので、ブリーチ後はトリートメントが主成分のカラーバターで染めるとダメージを減らすことができます。
また、ダブルカラー後のメンテナンスにもカラーバターはおすすめです。
「好きな髪色に染めたい!でも髪の毛が傷むし…」という方に私は、カラーバターをおすすめします。
カラーバターの使い方
- シャンプーしてしっかりタオルドライをする(リンスやトリートメントは付けない)
- タオルドライをしっかりと行う
- 髪の毛が長ければブロッキングをして分ける
- 使い捨て手袋をつけてからカラーバターを手に取り、直接髪の毛につける
- 全体にカラーバターが行きわたったら、ラップをして30~60分パックする
- ぬるま湯でしっかり洗い流す。この時シャンプーはしない
- 髪が痛んでいればリンスをする
- タオルドライをして、低温で乾かす
カラーバターの使い方はとてもシンプルです。
専用の道具は一切必要なく、使い捨て手袋やブロッキングに必要なヘアゴムは100円ショップで購入できます。
カラーバターの使い方には注意点があって、それは周囲が汚れないようにすることです。
衣類や家具・壁紙にカラーバターが付くと取れないので、カラーバターを使う時は汚れやすい所に新聞紙をしいたり、汚れても良いタオルや服を着て染めましょう。
私のおすすめは、前開きの汚れても良いパーカーやシャツを着ることです。
前開きだとカラーバターを洗い流す時にもたつきませんし、手や服にカラーバターが付くことを最小限に抑えられます。
シャワー後は浴室にカラーバターの色素が残っていると取れなくなってしまうので、洗い流したあとは浴室が汚れてないかしっかりチェックしましょう。
綺麗に染めるカラーバターの使い方
先ほどご紹介したことの繰り返しになりますが、赤や青・緑・シルバーといった明るいカラーの場合は、事前に2回3回とブリーチをした後に、ムラシャン(紫シャンプー)を3~7日使用して、しっかりと髪の毛の赤みを取り除いてから染めます。
ムラシャンに含まれる紫色のカラー剤には、髪の毛に残った赤みを取り除く効果があり、いつも通りシャンプーして、5分程度放置して洗い流すだけでOK。
詳しい使い方や検証結果は、以下の記事で紹介しています。
カラーバターは黒髪でも使えるの?
黒色というのは他の色と混ざりにくい色なので、黒髪からカラーバターで染めても赤や青などビビットな色にはなりません。
しかし、痛みやすい毛先なら黒髪でも自然な茶色になっているので、毛先を染めるようにすると、比較的色が付きやすい。
カラーバターは髪の表面に付着して染めるので、黒髪の場合はアッシュ系や黒系の色を選ぶようにすると、重たい印象の黒髪を綺麗にみせることができます。
まとめ
- カラーバターは90%以上がトリートメントでできているから髪に優しい
- だから、ブリーチ後のメンテナンスにおすすめ
- カラーバターを使う時は周囲や自分の服が汚れないように気を付けよう
- 黒髪から染める場合は毛先を染めるようにする
- 黒髪を染める場合はアッシュ系や黒系のカラーバターを選ぶ

ドン・キホーテやAmazonで手軽に買えるので気になったら早速チェックしよう!