「病院を受診して良かった」妊娠うつになって死にかけた私の体験談

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私は、妊娠8ヶ月で妊娠うつになりました。

「マタニティブルー」や「産後うつ」という言葉は認知されつつありますが、「妊娠うつ」という言葉を今日初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。

妊娠うつは、妊婦の方なら誰でも発病するリスクがある心の病気で、これは決してお母さんが弱いからなる病気ではありません。

今回は、妊娠うつになった私の体験談を併せて、妊娠うつとは何かをご紹介いたします。

 

妊娠うつとは

女性は男性の2倍うつ病患いやすく、急激にホルモンが変化する妊娠~産後にかけては特にうつ病を発症しやすくなります。

それを裏付けるように、朝日新聞デジタルによると、「2016年までの2年間までに自殺した妊産婦は全国で少なくとも102人いた」と報じている。

参考朝日新聞デジタル「妊産婦の自殺、2年間で102人 精神的に不安定」

妊娠うつは妊娠中になるうつ状態のことで、妊娠初期に最も発病しやすく、出産までには落ち着いていることが多い傾向にあります。

厚生労働省が提供している健康情報サイト「e-ヘルスネット」によると、母親が十分な睡眠がとれず、食欲まで落ち込み、「将来の子育てに自信が持てない」「赤ちゃんがかわいいと思えない」という気持ちから「自分はなんてダメな母親なんだ」と自分を責めてしまう状態なのに、周囲は「妊娠・出産が大変なのは当たり前だ」とお母さんの苦しみを軽視し、お母さんもまた「調子が悪い自分が不甲斐ない母親だからだ」と決めつけ、結果として適切な治療を受けていない場合が多いとしています。

よく聞く「マタニティーブルー」と呼ばれる症状なら10日程度で治まりますが、それ以上続くようならうつ病の可能性があります。

  • 気持ちが落ち込む
  • 食欲がない
  • 眠れない
  • 将来の子育てが不安
  • 赤ちゃんがかわいいと思えない
  • 死にたい 等

このような症状があれば、可能な限り早く精神科や心療内科を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

妊娠8ヶ月で妊婦うつになった

私が妊婦うつになったのは、妊婦うつがなりやすいと言われる妊娠初期ではなく、妊娠後期の妊娠8ヶ月の時。当時次男を妊娠していました。

私はもともと発達障害の二次障害で抑うつ状態と診断されていて、この記事を書いている現在まで10年以上定期的に精神科に通って治療を受けています。

次男妊娠中もこれまで通り精神科に通っていましたが、妊娠が分かってすぐにこれまで服薬していた発達障害の薬や精神安定剤などの薬は全て中止し、何も飲まずに妊娠後期まで安定して過ごすことができました。

妊娠が分かった

妊娠が分かった翌年の3月に10年以上お世話になった精神科の先生が退職され、私はかかりつけ医をまた新しく見つけなければならなくなりました。

そんななか、これまでの私には無かった症状が日に日に現れるようにしなります。

  • 眠って3時間程度で目が覚めて、その後眠れない
  • 突然悲しくなって涙があふれる
  • 家事や仕事に意欲的になれない
  • 1日中気持ちが落ち込んでいる
  • 食欲がない
  • 家族とすら会話ができない
  • 自傷したい
  • タバコ吸いたい
  • 次男の誕生が楽しみだけど、とにかく死にたい

一度心のバランスを崩した経験がある私は、「これはヤバイぞ」と感じ、その時点で自宅から近い精神科や心療内科を探しました。

しかし、どこも予約でいっぱい。最大半年待ち。

家族とすら話せない状態だったので、電話するのも勇気と気力のいることだったのですが、「予約がいっぱいで取れません」の声に脱力してしまいました。

電話を切って数十分後に折り返しの電話があり、たまたま1週間後の予約にキャンセルが出たと連絡をいただいたので、運よく予約を取ることができました。

1ヶ月の投薬治療で改善する

先生が退職する前に書いてくれた紹介状を渡し、診察の際に会話もまともにできないと分かっていたので、事前に症状をプリントアウトしてそのまま先生に渡しました。

ボロボロ診察室で泣きながら「辛い」「とにかく毎日死にたい」と泣く私に、先生もヤバイなと思ったのか、妊娠中でも胎児に影響が少ない抗うつ剤を処方してもらい、1か月飲み続けたことでだいぶ落ち着くことができました。

あの時、自分で「これはヤバイな」と感じずに病院に行っていなかったら、自分で死んでいたかもしれない。そう思うとゾッとします。

まとめ

  • 妊婦や産後の女性はうつになりやすい
  • 周囲の人が「それぐらい」と言っても、あなたが辛ければ病院を受診すべき
  • 私は病院を受診したから今日、生きている
  • 妊娠中に薬を飲むことは不安だけど、処方された薬はちゃんと指示通り飲もう
エトウ
エトウ

妊娠中や産後に10日以上憂鬱な気持ちが続いたら病院に行く!
家族や子供を大切にする前に、まずは自分を大切にしよう。

この記事を書いた人

ブログ記事や企業のサービスPR記事などwebライティングを中心に2014年からライターを始め、現在は個人事業主としてライター業を本業にしています。

長男からは「ブロッコリー」と呼ばれる緑のババアです。

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