カラー剤ではないので髪を傷めずに色んな髪色を楽しめる、マニックパニック(マニパニ)とカラーバター。
どちらも人気で、ドンキーホーテやAmazonなどで販売されていますが、カラーバターとマニパニの違いをご存知ですか?
どちらも同じようで、実は染め上がりに影響する違いがあります!
今回は、マニパニとカラーバターの違いについて、実際に使ってみた感想を交えながらご紹介いたします。
マニパニとカラーバターの違い
カラーバターは、90%以上トリートメントが主成分でできているので髪に優しく、髪を傷める心配がありません。
25種類のカラーバリエーションから好きな色を選べる他、お気に入りの色同士を混ぜることで自分だけの髪色を楽しむことができます。
販売元は有限会社クリップジョイント。「エンシェールズ」は企業名ではなくシリーズの名称です。
参考エンシェールズ
一方マニックパニックの主成分は、ハーブと酢酸です。
1977年7月7日にニューヨークマンハッタンで誕生したブランドで、ティッシュ&タヌーキー(T&S)の姉妹が生みの親。
この当時まだテレビは白黒映像でしたが、生で見るステージでマニックパニックの個性的な“色”は世間に大きな衝撃を与えます。
マニックパニックはヘアマニキュアではなく、髪の毛のダメージ部分にイオン結合することで、毛髪表面の被膜を作らずパーマやカラーを直ぐにしても仕上がりに影響しません。
2013年にニューヨーク発祥のブランドを紹介する「ニューヨークオリジン」という番組で一躍世界中で話題となり、しなやかな指通りと艶のある髪色に仕上がるとして、現在では約50か国以上で愛されています。
参考REVO
大きな違いは主成分
カラーバター | マニックパニック |
|
|
これまでの話しをまとめると、マニックパニックとカラーバターの違いはこのような違いがあります。
でもどちらも髪に優しくて、仕上がりも指通りが良くなってツヤが出るなら、どちらを選んでも良いんじゃないの?と思った方が多いのではないでしょうか。

私もそう思ったので、両方試してみました!
マニパニとカラーバター両方使ってみた
こちらの記事でマニックパニックとカラーバターの両方を使って、セルフインナーカラーを試しました。
実際に使ってみて、カラーバターは垂れ落ちない味噌のような質感で、マニックパニックはトリートメントのような、油断すれば垂れ落ちる質感です。

なので、染めている時はマニックパニックのほうが汚れました…
その他の違いは、色の出方と色持ちの違い。
カラーバターはパステルカラーのような優しい染め上がりなのに対し、マニパニはビビットな「原色ッ!」というような染め上がりになります。
色持ちはカラーバターのほうが1週間程度長く持ちました。
カラーバターとマニパニで白髪染めができる?
カラーバターでは可能ですが、マニパニは髪の傷んだ部分にイオン結合することで色が定着するので、傷んでいない白髪に対してはあまり効果がありません。
白髪染めで髪を傷めず染めたいなら、カラーバターをおすすめします。
カラーバターの落とし方は?
カラーバターは1か月程度で色落ちしますが、中途半端に色落ちして元通りの髪色にはならないことが多い。
この場合、一般的なシャンプーで毎日洗って色落ちをうながすか、ヘアマニキュアなどのクリアを使って再び染めることで、ブリーチを使って髪を傷めなくてもある程度カラーバターを落とすことができます。
まとめ
- カラーバターはトリートメントが主成分の日本製
- マニパニはハーブと酢酸が主成分のアメリカ製
- どちらもカラー剤ではないので髪を傷めずに染めることができる
- 私個人のおすすめはカラーバター

自分の好みと扱いやすさでマニパニかカラーバターのどちらを使うか決めよう!