結婚指輪の選び方で重視されるのは、ブランドやデザインなどですが、アラサーの私からしたら結婚指輪ほど実用的なものでないとダメと思います。
だって私は長年夢だった結婚指輪を身に付けるなら、24時間365日付けっぱなしにしたから!
そのためには、
- 24時間365日付けっぱなしに耐えられる結婚指輪か
- 24時間365日間身に付けるにあたってトラブルは起こらないか
- もし太ったり、指輪が壊れた時に調整可能か

この3点は私だけでなく、これから結婚指輪を購入するカップルの参考になるのでは?
この記事では、
この3つがわかりやすいように、実際に結婚指輪を購入した私が試してみたことを交えながら紹介していきたいと思います。
24時間365日付けっぱなしに耐えられる結婚指輪を選ぶ
結婚指輪は金属でできていますが、その金属にはいろんな素材があります。
結婚指輪(ペアリング)として販売されている指輪に使用されている金属は、
- ゴールド/金
- シルバー/銀
- プラチナ
- チタン
- ステンレス
が多いですが、その中でも丈夫と言われているのが「チタン」と「ステンレス」です。
ここでいう丈夫とは金属が硬いとかそういうのではなく、例えば結婚指輪をぶつけたり、落としたりした時に衝撃が加わっても欠けない・割れない・傷つかないという意味です。
チタンとは
チタンは航空機の機体にも使用されるほど丈夫な素材で、「軽い」「強い」「錆びない」という三大特徴を持つ金属です。
またチタンは空気に触れることで酸化皮膜という、数mmの厚みで非常に強固な膜を自動的に生成します。
この酸化皮膜は、例えば結婚指輪に傷がついたなどでチタンの表面に傷ができてしまい、酸化皮膜が一時的に剥がれてしまっても、また自動的に、かつ瞬時に生成されます。
そのためチタンは汗や海水・温泉などで金属が溶けることがほとんどない素材なので、金属アレルギーを高い確率で防ぐことができます。
価格も安価で好きな色を着色することができるので、オリジナルの結婚指輪をオーダーすることもできます。
しかし丈夫すぎるので、結婚指輪のサイズ直しが難しいという点がデメリットになります。
ステンレスとは
ステンレスはStainless Steelの日本語略で、「錆びない汚れない」という意味と、「銅」という意味を持ちます。
ステンレスはキッチンのシンクや調理器具、サージカルステンレスと呼ばれるものでは医療器具などに使用されることがあり、チタンと同じく金属アレルギーのリスクが比較的少ない素材です。
しかしステンレスの主成分は鉄で、そこにクロムやニッケルを混ぜているので、場合によっては金属アレルギーを起こす可能性も捨てきれません。
金属アレルギーが起こりにくい結婚指輪を選ぶ
結婚指輪に限らず、肌に直接密着させるように身に付けるアクセサリーは、金属アレルギーが起こりにくい素材のアクセサリーを選びたいところです。
先ほどご紹介したチタンとステンレスはいろんな金属と比較して、比較的金属アレルギーが起こりにくい素材として有名です。
チタンやステンレスの他にも、結婚指輪の素材として使われることが多いプラチナやゴールド(金)・シルバー(銀)も、金属アレルギーは起こりにくい素材です。
プラチナ
結婚指輪に使用される素材の中で、最も多いのがプラチナです。
プラチナそのものは金属アレルギーが起こりにくいですが、プラチナの結婚指輪を作る時に、硬さや粘り強さを出すために混ぜられる「パラジウム」によって、金属アレルギーが起こる場合があるので注意が必要です。
結婚指輪などアクセサリーに使用されるプラチナには、「プラチナ900(pt900)」と「プラチナ950(pt950)」があります。
プラチナ900は、プラチナ90%にパラジウムやルテニウム・イリジウムなどの素材を10%配合しているということです。
プラチナ950は、プラチナ95%にパラジウムやルテニウム・イリジウムなどの素材を5%配合している素材です。
また「純プラチナ(プラチナ1000)」も存在していますが、結婚指輪などアクセサリーにするには柔らかすぎて傷がつきやすいので、取り扱っている店はほとんどありません。
ゴールド
金もチタンやステンレス・プラチナと同じく、金属アレルギーのリスクは低い金属素材です。
しかし結婚指輪を作る時に金に混ぜる素材によって、金属アレルギーが起こる場合があります。
特に現代ではピンクゴールドなどカラーゴルドが人気なので、多彩な色味を出すために、様々な金属が混ぜられているので、金属アレルギーが心配な方はカラーゴールドの結婚指輪は避けた方が無難です。
金には「24金(24K)」や「18金(18K)」「14金(14K)」など種類が存在していますが、結婚指輪に使用されることが多いのは18金です。
18金には金75%が使用されており、銅など混合物が25%含まれています。
14金には金58.5%が含まれており、混合物は41.5%含まれています。
銅などの混合物を加えることでカラーゴールドを作ったり、強度を増すことができますが、同時に金属アレルギーのリスクが高まります。
シルバー
シルバーそのものも、ゴールドやプラチナと同じく金属アレルギーが起こりにくい素材です。
しかしシルバーに含有されいているニッケルや銅などによって、金属アレルギーを起こす可能性があります。
シルバーにも種類があり、結婚指輪などアクセサリーで使用されることが多いのが「シルバー925(SV925)」です。
シルバーはそのままだと金と同じく柔らかすぎるので、アクセサリーを作る時には、銅や亜鉛・アルミニウムなどを混ぜて作ります。
シルバー925には、シルバーが92.5%含まれており、残り7.5%に銅などの金属が混ぜられています。
サイズ変更や修理ができるかどうか
結婚後に訪れる大きな節目として、妊娠・出産があります。
妊娠中はどうしてもむくんでしまうので、助産師さんなどから「結婚指輪を外しといてね」と言われることが多い。
出産後に結婚指輪を身につけようとしてビックリ!なんと入らない!・・・こんなことよくある話。
その後の人生で、体重の変化で指輪のサイズが変わってしまう可能性が十分あるので、サイズ調整が可能の素材を選んだ方がいいでしょう。
結婚指輪の素材だけでなく、結婚指輪を購入するお店のアフターサポートも重要です。
お話ししたようにサイズ調整に対応しているのか。
また、装飾のダイヤなどが取れてしまったなどの修理に対応しているかも確認しておきましょう。
結婚指輪はネット通販で買ってもいいの?

結婚指輪をネット通販で買うのってどうなの?

やんなー、私もそう思っていました
先に結果を言うと、私は楽天市場で純チタンの結婚指輪を買いました。
結婚指輪は実店舗で購入するのが当たり前という風潮がありますが、ネット通販・オンラインショップでも購入することができます。
ネット通販で結婚指輪を買うメリット・デメリット
ネット通販では実店舗を持たないショップで買うと、店舗にかかる家賃など経費が発生しないので、安い値段で結婚指輪を購入することができます。
ネット通販のショップは、注文を受けてから作るというショップが多いので、発送までに3週間程度かかりますが、名入れなどすることができるのでオーダーメイドも可能。
ただし、実際に結婚指輪を目で見て買えない、サイズをそのショップで計れないといういデメリットがあります。
ネット通販で結婚指輪を買う時のポイント
- サイズ変更などアフターサービスに対応しているか
- 名入れは可能か
- 無料のリングゲージの貸し出しをしているか
- もしくは実店舗で指輪のサイズを計ってもらう
- レビューは良いか
私は実店舗のアクセサリーショップで、ピアスを買うついでに「今度 指輪を買うんですけど、サイズがわからないんで計ってください」と言って、指輪のサイズを計ってもらいました。
結婚指輪など指輪はサイズの誤差が微妙に起こることもあるので、数千円程度でサイズ調整に対応してくれる通販ショップで結婚指輪を買うことをおすすめします。
私が購入したネットショップでは、購入から30日以内であればサイズアップのみ無料で対応してくれます。(往復の送料は負担しないといけない)
また、プラチナや金は「鑑定書」など証明書が付かないことが多いです。
そこで、結婚指輪を選ぶ時は「鑑定書」がつく、もしくは財務省 造幣局検定マークが指輪に彫刻されている結婚指輪を選びましょう。
例えば・・・

こちらの結婚指輪には造幣局検定マークが彫刻されています
まとめ
丈夫さ | 金属アレルギーの起こりやすさ | |
チタン | とても丈夫 サイズ調整ができない場合が多い | 起こりにくい |
ステンレス | 丈夫 | 起こりにくい より起こりにくいのはサージカルステンレス |
プラチナ | 柔らかい | 起こりにくい pt900もしくはpt950を選ぶ |
シルバー | 柔らかい | SV925は起こりにくい いろんな金属を混ぜるので起こる場合も |
ゴールド | 柔らかい | 起こりにくい カラーゴールドは避ける |
結婚指輪に使用される金属には、いろんな素材があります。
素材によって丈夫なものや、そうでないもの。
金属アレルギーが起こりやすいか、そうでないかがあります。
結婚指輪は長い時間身に付けるアクセサリーなので、デザインやブランドを重視せず、以下の点に注目して選ぶようにしましょう。
- 長い時間身につけていても傷つかない、欠けない、割れないか
- 金属アレルギーが起こりにくいか
- 購入先でアフターサービスが受けられるか
また、結婚指輪は実店舗で買うこともできますが、ネット通販なら安く購入することができます。
ネット通販で結婚指輪を購入する時は、アフターサービスに対応しているかどうか、レビューが良いか、金属素材の鑑定書や検定マークが彫刻されているかどうかなど、ポイントを抑えて結婚指輪を選ぶようにしましょう。