そろそろタトゥー彫りたいんだけど、どうやってみんな彫り師さんを見つけてるの?
ん〜、人それぞれ探し方があるんだけど、私はタトゥースタジオのHP→彫り師さんのInstagramで見つけたかな
タトゥーや入れ墨を彫りたい!…だけど、自分がイメージしているデザインを彫ってくれる彫り師さんってどうやって探せばいいの?とお悩みの方、ネットですよ。ネットを活用しましょう。
最近ではタトゥースタジオのHPを開設しているスタジオはもちろん、彫り師さんが個人的にSNSアカウントを開設していることも多いのでとても見つけやすいですよ。
今回は彫り師さんの探し方として、
- 彫り師さんを探す前の準備
- 彫り師さんの探し方
- 彫り師さんを探すときの注意点
この3つについて私の体験を交えながら解説していきます。
彫り師さんを見つける前に決めておきたいこと
タトゥー・入れ墨を彫るときは、「よっしゃ!彫るって決めたし、まずは彫り師さんを探そう!」ではなくて、あなたがどんなタトゥー・入れ墨を彫りたいかを決めるところから始めましょう。
なぜなら、あなたがゴールをしっかりとイメージできていないと、そのゴールにたどり着くまでに必要なパートナーの彫り師さんを探せないからです。
タトゥー・入れ墨は1人では完成しないので、あなたのイメージを叶えてくれる彫り師さんを見つける前に、まずはしっかりとイメージを固めましょう。
どんなデザインを彫りたいのか
タトゥー・入れ墨と一言で言っても、デザインはさまざま。
例えば伝統の和彫り、和彫りのなかでもモチーフとなるデザインの色調や絵柄など彫り師さんひとりひとり異なります。
また、洋彫りはもっと種類が豊富で、花や動物、文字(レタリング)、トライバルなど幅広いので、自分がどこに、どんな大きさの、どんなタトゥー・入れ墨を彫りたいのかしっかりとイメージを固めましょう。
絵柄・色調について情報を集めるときは、後述するInstagramやTwitter・YouTube・スタジオのHPの画像からアイデアをもらってイメージを固めてもいいですね。
どこまで彫りに行けるのか
タトゥー・入れ墨は時間が許せばいつまででも彫れるというわけではありません。
やっぱり針を刺すわけですから、痛いですし万全に準備をしていても3〜4時間が施術時間の目安になってくるのではないでしょうか。
私は3時間が限界だったな
タトゥーや入れ墨を彫りたい部位よりも、サイズによってかかる時間が変わってくるので料金も変わってきます。
例えば背中一面や腕・足1本など大規模なデザインなら複数回に分けることも余裕であります。
また施術後に色が飛んでしまった場合は突き直しをしてもらう必要があるので、あなたの状況に応じて通えるエリアで彫り師さんを探してみましょう。
私は子育てしながらだったので、必然的に大阪・京都エリアで探しました
もちろん独身の方などで「有給取るから遠征彫り活いけるぜ!」という方は、遠方に彫りに行くのもいいですね。
男性の彫り師さんor女性の彫り師さん
全体の数で見ると、彫り師さんは男性が多いですが女性の彫り師さんも活躍されています。
さまざまな理由から「女性の彫り師さんがいいな」という方は、希望エリアで活躍している女性の彫り師さんを探しましょう。
ただしスタジオの方針で、「女性彫り師は女性限定の施術のみ対応可」としている場合もあるので事前に確認しておくことをお忘れなく。
美容室ですら女性の方にしてもらうので、絶対女性彫り師さんが良かった!
まぁ、わたしにもいろんな嫌な思い出がありまして、夫以外の男性に体をあまり触られたくないので、大阪・京都エリアで活躍されている女性彫り師さんを探しました。
2〜3人候補が上がったら、デザインやエリアで優先順位を決めて彫り師さん個人が開設しているSNSアカウントをチェックしてみると、よりその彫り師さんを知ることができますよ。
彫り師さんを探す4つの方法
あなたの希望が固まったら、実際にあなたがイメージする作品を彫ってくれる彫り師さんを探していきましょう。
彫り師さんはだいたいスタジオHPやSNSに作品を投稿していて、問い合わせや予約もHPやSNSから受け付けているというケースも多い。
SNSアカウントがわかれば、その彫り師さんのことをより知ることができるので探してみることをおすすめします。
HPで探す
Googleなど検索エンジンで、「エリア名+タトゥー」「エリア名+タトゥースタジオ」などのキーワードを打ち込めば、希望エリアのタトゥースタジオのHPが表示されます。
私が今お世話になっているスタジオを見つけたのも、「エリア名+タトゥー+女性」で最初に調べたときでした。
だいたいタトゥースタジオのHPには、在籍している彫り師さんたちの過去の作品が掲載されているので、あなたのイメージに合うかどうか確認することができます。
同じ料理人でも中華料理人なのか、和食の料理人なのか、洋食の料理人なのかで分かれるように、デザインによって彫り師さんの得意・不得意があります。
まずは「エリア名+タトゥー」などのキーワードでスタジオを調べて、各彫り師さんの得意・不得意を知るところからはじめましょう。
「この人の作品ステキ!」と気に入った彫り師さんを見つけたら、次に紹介するSNSアカウントを開設しているか調べて、より彫り師さんを知っていきましょう。
Instagramで探す
すごくたくさんの彫り師さんのアカウントがあります。
既にお任せしたい彫り師さんが決まっていれば、タトゥースタジオのHPにアカウントがリングされていることも多いので探してみましょう。
Instagramには日本全国津々浦々、さまざまなエリアの男性の彫り師さん・女性の彫り師さんがアカウントを開設して、自身が手がけた作品を投稿しているので見放題です。
Instagramのアプリを開いて、下部の虫眼鏡マークをタップすると画像やリール(短い動画)を検索することができるので、「エリア名+タトゥー」や「モチーフ+タトゥー」など、タトゥー・入れ墨に関連付けながら探すこともできます。
Twitterで探す
Instagramより数は少ないかも知れませんが、Twitterアカウントを開設している彫り師さんも多いです。
日々のできごとや写真・動画をツイートしている方や、シンプルにInstagramの投稿を共有しているだけのアカウントなどさまざま。
更新頻度が高くてプライベートなこともつぶやいている彫り師さんなら、その彫り師さんがどういう人なのかも少しだけ垣間見ることができます。
彫り師さんのTwitterアカウントのプロフィールページから、ダイレクトメッセージで問い合わせや予約ができる場合もありますが、彫り師さんによっては「問い合わせ・予約はスタジオHPから」としている場合もあるので確認しておきましょう。
YouTubeで探す
InstagramやTwitterよりコンテンツ作りに手間がかかるので数は少なくなりますが、YouTubeチャンネルを開設している彫り師さんもいらっしゃいます。
動画ならその彫り師さんについてより詳しく知ることができますし、過去の作品も画像で見るよりリアルに知ることができます。
彫り師さんのYouTubeチャンネルのなかには、とっても彫り活に役立つ情報を発信している場合もあるので、「チャンネルあるかな〜」くらいの軽さで調べてみてもいいですね。
彫り師さんを探すときの注意点
「この人に彫ってもらいたい!」と彫り師さんが決まったら、さっそくヒアリングの日程を問い合わせてみましょう。
いきなり彫ることはできないので、だいたいがスタジオまで行って、直接彫り師さんに会ってからあなたが希望するデザインを伝えて、そのときに施術の日を予約する流れになることが多いです。
遠方だと直接施術日の予約、内金は振り込みでOKというスタジオもあります。
この問い合わせや相談・ヒアリング・予約の一連の流れで、あなたに注意して欲しいことが5つあります。
デザインを妥協しない
正直なお話をすると、実際にタトゥースタジオに行ってあなたが希望するイメージを直接彫り師さんに伝えて、彫り師さんが「できますよ」と言ってくれるまで、希望のデザインを彫ることができるかどうかわかりません。
彫り師さんにとって苦手なデザインだったり、別にその彫り師さんじゃなくても…という場合断られることもあるので、そのときにデザイン面で妥協しないほうがいいと思います。
タトゥーは一生体に残るものだからこそ、あなたが彫りたいデザインを彫るべきだと私は思います。
「この彫り師さんに彫ってもらいたいから、デザインを彫り師さんに寄せる」のではなく、あなたが彫りたいデザインを彫ってくれる彫り師さんをもう一度一から探しをしたほうがいいでしょう。
料金で決めない
タトゥー・入れ墨の施術料金は、スタジオや彫り師さんによって違います。
よく「予算を決めてから彫りましょう」なんて言われますが、タトゥー・入れ墨に関しては予算を決めずに、ヒアリングのときに見積もりを出してもらって、施術日までにお金を用意しておくようにしたほうが絶対に後悔しないと思います。
だって安い料金で彫ってくれる彫り師さんを探して、実際の仕上がりを見たらイマイチだったとか取り返しがつかないじゃないですか。
「後悔しないタトゥー・入れ墨」を彫るためにも、「この人がいい!」と決めたらある程度タトゥー貯金が必要です。
おすすめはある程度お金を貯めてからヒアリングを受けて、見積もり額に足りるように不足分を施術日までに用意しておくこと
決して安い値段にはならないですが、その分あなたが一生共に生きる素晴らしいタトゥー・入れ墨が仕上がるはずですよ。
あなたの要望をちゃんと聞いてくれるか
彫り師さんも人間なので、性格や個性があります。
あなたの話をちゃんと聞いてくれるかどうかは、ヒアリングのときにしっかりと見極める重要なポイントです。
勉強やスポーツなど何にしてもそうですが、できる力があっても話を聞いていないとできないんですよね。
特に私の場合は傷を隠せるタトゥーを希望していたので、ヒアリングのときに傷を彫り師さんに見せながら話をして、施術当日はデザインを転写したあとも傷をちゃんと隠せるように相談しながら位置決めをしたくらいです。
それくらい大切なことなので、あなたも遠慮せずに要望を伝えるようにしましょう。
返信が遅くても1週間は待ってみよう
私がお願いしている彫り師さんに聞いた話なのですが、3〜5月の春は特に混み合うそうです。
もうてんてこ舞いで、問い合わせや予約の返信まで手が回らない状況だったそうなので、こういうときはメールやDMの返信が遅れがちになるそうです。
彫り師さんも時期や状況によって優先順位を決めてお仕事をされているので、1週間くらいはメールやDMに返信がなくても焦らず待ってみるようにしましょう。
あなたも誠実な対応を心がける
「こういうタトゥーを彫ってほしい」と思っているなら、ちゃんと彫り師さんに話しを聞いてほしいし、ちゃんと彫ってもらいたいですよね。
このように誠実な対応を彫り師さんに求めるなら、あなたも彫り師さんに誠実な対応を心がけましょう。
特にメールやDMなど文字でのやりとりは直接相手の反応を確かめられないので、しっかりと伝える必要があります。
私はライターをしているので特に感じるのですが、相手が全く見えていなくて自分の意見だけを言う人、主語が抜けて話すから何の話をしているかわからない人がとても多いです。
「いつ頃」「どこに」「どんなデザインのタトゥーを彫ってほしいのか」は最低でも伝えるようにしましょう。
まとめ
- あなたがどんなタトゥーを彫りたいのか具体的に決める
- あなたの希望するデザインが彫れる彫り師さんを探す
彫り師さんの探し方について今回ご紹介しました。
私なりの探し方ですが、タトゥーを彫った友だちに話を聞いているとこの流れで彫り師さんを見つけている人が多いようなので、スタンダードな探し方なんだと思います。
わからないことがあれば、後出しで聞くのではなくヒアリングのときや施術前に質問しておきましょう。