家の中にゴキブリやハエなどの害虫が1匹でも居ると、気づいたら収拾が付かないくらい繁殖してしまって手が付けられなくなります。
そうなる前に、1匹見かけたら虫を殲滅する。今後、虫が来ない家を作ることが大切です。
私は気持ち悪すぎて過ぎて虫嫌いをこじらせた結果、毎年5月頃から虫対策に追われながら毎日を過ごしているガチ虫嫌いです。
- 家の中にゴキブリが居るとか耐えられない
- おちょくるように飛ぶコバエが腹立つ
- 蚊が一匹でも居ると眠れない
- お金をかけずに虫対策がしたい
- 今日からできる簡単な虫対策を知りたい
私と同じように、このようなお悩みをかかえている虫嫌いの方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、虫嫌いの私がガチで試している最強虫対策を5つご紹介いたします。
本気の主婦による最強虫対策5選

暑くなってくると見かけるヤツらを殲滅する!
ってか、家に入ってくんなァッ!
ゴールデンウィーク頃から気温が上昇するにつれ、子供を連れて公園にでかけた時や、家でのんびりテレビを見ている時に見かける虫。
暑くなると虫が活発になる。うん、わかるよ。でも無理なの。
…というわけで、虫嫌いの私が、主婦歴7年目の知恵を集大成して考案した最強虫対策を5つご紹介いたします!
1.ゴキブリ対策にはハッカ油
ゴキブリって、恐竜がいた時代から唯一生き残っている生命体と言われています。火山の噴火や地割れで住処が海に沈んでも、ヤツらは今日まで生き残ったツワモノというわけです。
「1匹居れば100匹居る」と誰かが言った言葉は嘘ではなく、そのすさまじい繁殖力で家に1匹でも住まわせてしまうと手が付けられなくなります。

家に入れない工夫が重要。じゃぁ、どうすればいい?
ゴキブリが苦手なものは、歯磨き粉やチョコミントなどの香りでお馴染みのミントの香りです。
ミントの香りはゴキブリが嫌いな香りなので、網戸のサッシ部分や玄関など、侵入経路にハッカ油をスプレーしておけば、それだけでゴキブリは侵入してきません。
効果はかなりあるようで、毎年ゴキブリを見かけず快適に過ごせています。
≪ハッカ油スプレーの作り方≫
- ハッカ油・無水エタノール・水・スプレーボトルを用意します
- スプレーボトルに水90ccと無水エタノール10mlを入れて軽く揺らして混ぜます
- 2にハッカ油5~10滴を入れてフタをして、上下に振ってよう混ぜます
- 外注の侵入経路に2~3回スプレーしましょう

スプレーボトルは100均の。無水エタノールはキッチン用アルコールスプレーで代用できます
すでにゴキブリが家の中に居た場合
今シーズンすでにゴキブリを家の中でみかけた場合、見かけた当日や翌日にバルサンやアースレッドをして対策しましょう。バルサンやアースレッドは火災報知機に反応しないものを選びます。
テレビなど家電類やインテリアにゴミ袋などをかぶせて薬剤が付かないようにし、子供のおもちゃや食品・調理道具など口に入る可能性があるものは別室に移動させます。
念のため火災報知器にもゴミ袋をガムテープで貼りつけてガードし、バルサンを焚きます。
- ゴキブリを見かけたその日か翌日にバルサンなどを焚く
- バルサン前に、薬剤がかかると困るもににはゴミ袋をかぶせる
- 移動できるものは別室に移動させる
- 家電や火災報知器にもゴミ袋をかぶせる
商品によって畳数が定められていますが、6畳間なら9畳用など気持ち広めの畳数を選ぶと安心です。
バルサンを焚き終わったら、床や家具などを拭き掃除しましょう。

ゴキブリを見かけたら、ドアやクローゼット・ドアを完全に閉め切って部屋にゴキブリを閉じ込めます。そしてその部屋にバルサンを焚けば確実
2.コバエ対策には排水溝掃除
キッチンや浴室・洗面所など水回りでよく見かけるコバエ。特に蝶のような羽が生えているチョウバエは、水回りを好んで繁殖します。
水回りには水垢や石鹸カス、さらには排水溝の壁面にこびりついたヌメリや髪の毛など、虫やカビが大好きなエサが豊富なスポットです。

エサがあるからそこに虫がいる。ならエサを奪ってやればいい
≪排水溝掃除のやり方≫
- 重曹と酢(雑穀酢など安くてカナリ酸っぱいやつ)、割りばし、アルミホイル、輪ゴムを用意する
- 割りばしにアルミホイルを巻き付けて輪ゴムで固定する
- これで準備完了、早速掃除をしていきます
- 髪の毛などゴミをキャッチするフタを取り除く
- 排水トラップを外す
- この時点で排水溝が露出するので、2の割りばしを使って壁面をこする
- 大きな汚れが取れたら、重曹をまんべんなく振りかける
- 酢をそそいで泡立たせる
- 10分程度放置して汚れを浮かせる
- 急騰の一番熱いお湯を出して流す
排水溝掃除は面倒くさいイメージがありますが、重曹と酢、そしてアルミホイルを巻き付けた割りばしがあれば楽に早く掃除できます。
カナリの数のコバエが飛んでる場合
排水溝や、浴槽の横や底がそのまま露出している古い住居の場合は、そこにコバエの卵を産み付けられている可能性があります。
この場合は、給湯の最高温度でシャワーのお湯を出して、浴槽の横や底・排水溝を流すと、卵を茹であがらせてコバエを駆除することができます。
3.自転車の虫対策には窓ガラス用の虫よけ
この商品は我が家に常備している虫よけの一つです。
購入のきっかけはカメムシが網戸の隙間から大量に入り込んでくる時期があって、Amazonでググっていたらレビューが良かったので購入しました。実際につかってみたら、カメムシを家の中で見かけなくなりました。
さて、自転車に張り付く赤い謎の虫や毛虫などの虫は、朝いちばんのやる気や生気を一気に奪っていくクセモノです。
もう朝から不快な思いをしたくなかったのでこれを試しにスプレーしておいたら、虫が付かなくなりました!これには驚き!

効果のある虫が缶の裏に書かれていましたが、幅広い虫に効果があるみたい。1家に1本はあると便利!
4.虫の侵入経路を潰す
そもそも何で家の中にゴキブリやハエが居るのかと言うと、屋外から侵入できるところがあるからです。家の中で虫を見たくなかったら、侵入経路を潰すしかありません。
虫の侵入経路と塞ぎ方 | |
侵入経路 | 塞ぎ方 |
エアコンの室外機 | 使い古しのストッキングを排水ホースに取り付ける |
ベランダ | ハッカ油スプレーをして、出入りは素早く済ます |
窓 | 左側ではなく右側を開ける |
換気扇 | 昔ながらのプロペラタイプの換気扇は、外から物理的に網戸などを取り付けて侵入を防ぐ |
窓ガラスの左側を開けていると、構造上隙間ができるので虫が侵入しやすくなります。そのため、窓ガラスを開ける向きを右側にするだけで、虫対策になるので今日からはじめてみましょう。

5.生ごみの処理を工夫して餌を奪う
シンクの中の三角コーナーを見ると、生ごみにコバエがたかっている。または、生ごみ用のゴミ箱に虫がたかっているのを見かけた方が多いのではないでしょうか。
夏場は腐りやすく異臭を発する生ゴミは、虫たちは大好きで寄ってたかって卵を産み付け繁殖します。
この生ごみの処理方法を工夫するだけで、虫を見かける頻度が格段に下がるのでおすすめ。
≪生ごみの処理方法≫
- スーパーで肉を買った時にもらえるビニール袋に生ごみを入れて袋の口を縛って処理
- ゴミ回収日まで冷凍しておく
- 生ごみ処理機を使う
- コンポストでゴミを肥料にする
- ディスポーザーを設置して下水に流す
- ハッカ油スプレーをする
引っ越す予定があるなら24時間ゴミ捨てができる物件や、ディスポーザー付きの物件を選ぶのも虫対策になります。
私が住んでいるところは24時間ゴミ捨てができるのでそこまで気をつかいませんが、食事がひと段落して排水溝のゴミをゴミ箱に移した後に、先ほどご紹介したハッカ油スプレーを2回シュッシュとしています。
まとめ
- ゴキブリはハッカ油が苦手なので侵入経路にスプレーしておく
- コバエは排水溝に卵を産むので排水溝掃除をマメにする
- 自転車に虫が付きやすいなら網戸・窓ガラス用の虫よけスプレーをする
- 虫の侵入経路を塞ぐ
- 生ごみの処理の仕方を工夫して虫のエサにしない

エサや侵入経路があるから虫はやってきます。虫が好む家にしないために、今日からお金をかけずに虫対策をしましょう