酵素洗顔はお肌を無理にこすらなくても、皮膚の角質や角栓を綺麗に洗い上げてくれる洗顔料です。
一口に酵素洗顔と行っても製品ごとに成分が異なるので、酵素洗顔の選び方は自分の肌質や悩みによって選ぶことが重要!
そこで今回は、酵素洗顔の効果と正しい酵素洗顔の選び方をご紹介いたします。
酵素洗顔の効果とは
たんぱく質を分解する作用がある酵素を配合した洗顔料のことを「酵素洗顔」と言います。
酵素洗顔とは、酵素の力で毛穴に詰まった角栓や角質・皮脂などを取り除く効果がありる洗顔料のこと。
ターンオーバーを正常化する効果があるため、いつも使っている洗顔と同じように使用するだけでストレスなくお肌がツルんと仕上がります。
ターンオーバーとはお肌の新陳代謝の周期のことで、20代なら約28日周期でお肌の細胞が古いものから新しいものへと生まれ変わります。
肌の表面である「表皮」の一番奥にある「基底層」から、私たちのお肌の皮膚細胞が作られます。
参照ハイチオール
年齢によってターンオーバーの周期は異なりますが、約6週間の周期で上へ上へと表面に皮膚細胞が押し上げられていき、古い表皮は垢や角質として剥がれ落ち、新しい細胞にかわります。
しかし、古い角質や角栓・皮脂がお肌に残って肌がザラザラ状態だと、お肌の乾燥や刺激から守ってくれるバリア機能が低下してしまい、大人ニキビやシミなどの肌トラブルの原因になってしまいます。
そこでお肌の状態が良くないと感じた時に酵素洗顔を使用することで、古い角質や角栓・皮脂を綺麗に洗い流すこと効果が期待できるというわけです。
酵素洗顔はパウダー状のものが主流ですが、これには理由があります。
酵素は水分を含む時間が長くなれば効果が弱まってしまうため、パウダー状にして製造・販売されています。
酵素洗顔を使用する時は、洗顔の直前に水を少し足して洗います。
酵素洗顔を使う時の注意点
酵素洗顔は古い角質や角栓・皮脂を取り除く効果がありますが、毎日使用すると必要な角質や皮脂まで洗い流してしまうので、肌トラブルの原因になります。
また、酵素洗顔は通常の洗顔フォームと比べて、たんぱく質を分解して角質などを洗い落す効果があるため刺激が強い洗顔料です。
高頻度の酵素洗顔の使用はターンオーバーを早めてしまうため、ターンオーバーの乱れに繋がるので要注意。
そのため、以下でご紹介する酵素洗顔の選び方を参考に、自分の肌質に合った酵素洗顔を選び、パッケージに記載された用法を守って使用します。
酵素洗顔の選び方
酵素洗顔には、
- たんぱく質分解酵素 … 洗顔だけで取り除けない角質の除去
- 皮脂分散酵素 … 角栓や毛穴のつまりの原因の皮脂の除去
の2種類の酵素を使用しています。
この2つの酵素は酵素洗顔のパッケージに記載された成分名を確認することで、自分が求める酵素洗顔を見つけることができます。
酵素名 | 成分名 | 主な製品 |
たんぱく質分解酵素 | プロテアーゼ ブロメライン パパイン酵素 | Obagi 酵素洗顔パウダー FANCL ディープクリア洗顔パウダー |
皮脂分散酵素 | リパーゼ | Obagi 酵素洗顔パウダー suisai ビューティクリアパウダーウォッシュ |
Obagi 酵素洗顔パウダーはプロテアーゼとリパーゼの両方を配合しているので、どの酵素洗顔を選んだら良いか迷った時におすすめです。
このように成分で酵素洗顔を選ぶことで、目的に応じた効果が実感できますが、私はさらに保湿成分や美容成分が配合されている酵素洗顔を選んで ついでに肌ケアすることをおすすめします。
その理由は先ほどもご紹介した通り、酵素洗顔は皮脂や角栓・角質を取り除く刺激が強い洗顔料だから。
そのためお肌の乾燥を招くことも多いので、ぜひ保湿成分や美容成分入りの酵素洗顔を選んでみてください。
ご紹介したObagiやsuisai・FANCLの酵素洗顔は、公式サイトでも保湿成分入りをアピールしている製品なので安心して使用できます。
まとめ
- 酵素洗顔はたんぱく質を分解する酵素を配合した洗顔料
- 酵素洗顔には2種類ある
- 成分を見て目的に合った酵素洗顔を選ぶ
- できれば保湿成分や美容成分配合のものを選ぼう

化粧ノリが悪くなるお肌のザラつきは酵素洗顔で綺麗に洗い流そう