2020年1月、雨の日にiPhoneのスマホを紛失して見つからなくて、泣く泣く諦めるという事態に陥りました。
今回は、私のようにiPhoneのスマホを紛失して見つからない時の対処法を、携帯各社の回線緊急停止方法とあわせてご紹介いたします。
iPhoneのスマホを紛失して見つからない時の対処法
iPhoneを紛失して見つからない場合は、以下で紹介する6つの方法をまずは試してみましょう。
1.「iPhoneを探す」で検索する
iPhoneのスマホを紛失した場合、iPhone側で「iPhoneを探す」をオンにしていれば、パソコンやタブレットからiPhoneが今どこにあるのか検索することができます。
パソコンやタブレットなどからiCloudを開いてログインします。
iCloudにログインしたら、右下にある「iPhonを探す」をクリックします。
「iPhoneを探す」をクリックしたら検索が始まるのでしばらく待ちます。
私の場合は↑の画像のように「すべてのデバイスがオフラインです」と表示されて見つかることができませんでした。
これは既にスマホの電源が切られているor故障して電源が入らない状態になっているなどでオフラインになっているか、iPhone側で「iPhoneを探す」をオンにしていないと、このように表示されます。
2.自分の行動を辿る
スマホを検索しても見つからない場合は、実際に自分の心当たりをあたるしかありません。
私がiPhoneのスマホを紛失したのは雨の日で、歩きながらスマホを操作してから、「雨に濡れて壊れたら嫌だな」と思ってカバンに入れたとこまでは記憶にありました。
この時カバンに入れたつもりが、実は落としていたとしたら雨音で落ちた時の音が聞こえていなかったこともあると思い、もう一度その道を歩いてiPhoneを探しました。
残念ながら見つからなかったのですが、このように自分の行動を実際に辿ってみたり、友達や家族に電話してもらったりして探して見ましょう。
3.回線停止をする
「iPhoneを探す」で探しても検出されない。自分の足で心当たりをあたってみても紛失したスマホが見つからない場合は、いよいよ本格的に紛失・盗難によるリスクを減らす必要があります。
私はワイモバイルを契約していたので、パソコンからMy Y!mobileにアクセスして「緊急停止/停止解除」から回線の停止を行いました。
回線を緊急停止することで、インターネットを使って不正にアクセスしたり、個人情報を悪用されるリスクを減らすことができます。
各社の回線の停止の方法やスマホ紛失時の対応は以下の通りです。

電話番号をタップするとそのまま電話することができます
ドコモの場合
ドコモ盗難・紛失時の利用中断専用ダイヤル(24時間受付)0120-524-360に固定電話や友人・家族の携帯・スマホから連絡します。
auの場合
電話、もしくはパソコンやタブレット・スマホから緊急通話停止と解除が可能です。
電話の場合は、紛失・盗難の際は24時間受付の専用ダイヤル0077-7043に連絡します。
パソコン・タブレットから停止する場合は、My auから設定が可能です。
ソフトバンクの場合
電話、もしくはパソコン・タブレットなどから回線停止が可能です。
パソコンやタブレットなどからは、My SoftBankより回線停止・停止解除が可能。
電話の場合は、24時間受付の総合案内ダイヤル0800-919-0517に電話し、音声ガイダンスで11をダイヤルプッシュで直接「1:紛失時のお手続き」に繋ぐことができます。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルの場合は、SIM利用停止・再開専用ダイヤル0800-600-0500から回線を停止させることができます。
UQモバイルの場合
パソコンやスマホから自分でUQモバイルの携帯電話の位置を検索できる他、24時間受付のUQお客様センター0120-929-818で緊急停止をすることができます。
4.「iPoneを検出したら通知する」を設定する
iCloudでiPhoneのスマホを検索しても見つからない…。
雨の日に落としたので、雨水に濡れて既に電源が入らないくらい壊れてしまったのか。もしくは既に分解されているのか…。
僅かな希望に望みをかけて、iPhoneがインターネットに接続されたら音で通知されるように設定します。
この場合、回線を停止していたらネットに繋がらない状態になるので、一時的に回線を復旧させるか、回線を停止する前に試してみましょう。
設定方法は、「1.「iPhoneを探す」で検索する」で紹介したiPhoneを検索した後に表示される赤い矢印の部分を、自分のiPhone名に設定します。
そうすると先ほどの画面が表示されるので、「検出されたら通知」にチェックを入れて、その下にある「サウンド再生」をクリックすることで設定することができます。
5.iPhoneを削除する
私の場合、4でiPhoneが見つかった時に通知するようにしていましたが通知が来ませんでした。
「iPhoneを探す」をオンにしていたか、していなかったか記憶が定かではなかったので、ひょっとしたらオンにしていなかったのかもしれません。
この場合、遠隔でiPhoneを探すこともデータを消去することもできませんが、もし「iPhoneを探す」をオンにしていたら遠隔で紛失したスマホのデータを消去することができます。
6.警察署に問い合わせる
最寄りの警察署に電話して、落とした日や時間・スマホの特徴を伝えるとその場で調べてくれます。
また、警察署の「落とし物情報」のホームページから、落とし物を拾われた日や落とした日からスマホが届け出られていないか調べることも可能です。
最終手段として、最寄りの警察署に遺失物届をだしておくことも可能です。
私の場合は届け出されておらず、あと1か月で更新月を迎えてスマホを解約する予定だったこともあって、遺失物届は提出しませんでした。
スマホを紛失して見つからない場合は機種変更orMNP転出
スマホを紛失して見つからない場合、私のように「もう諦めよう」となる人も多いと思います。
機種変更をする場合は、SIMカードの再発行を行うことで同じ電話番号で使用し続けることができますが、これを機会に機種変更を考えている方の電話番号は変わってしまうのでしょうか?
紛失したスマホの電話番号をそのままに、違う携帯会社で使用するMNP転出はできないと思ってしまいがちですが、実はスマホを紛失して電話できない状況でもMNP転出は可能です。
以下の記事で、スマホを紛失した時のMNP予約番号の発行方法と転出方法を紹介しています。

スマホを落としたらまずは自分の行動を辿り、iCloudや契約したスマホ会社の管理画面から検索してみよう!