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シルバーアクセサリーで金属アレルギーが起こるのはなぜ?簡単にできるお手入れと保管方法は?

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シルバーアクセサリーで金属アレルギーが起こる原因は?簡単にできるお手入れ方法5選

シルバーアクセサリーは金属アレルギーが起こりにくいと言われているけど、シルバーアクセサリーをつけて金属アレルギーが起こる人も多くいます。

どうして金属アレルギーが起こりにくいはずなのに、症状が現れるのでしょうか?

また、シルバーアクセサリーが錆びた時は、どうやってお手入れすれば輝きを取り戻すことができるのでしょうか?

今回は、シルバーアクセサリーで金属アレルギーが起こる原因と、金属アレルギーが起こりにくいシルバーアクセサリーの種類。

そして、シルバーアクセサリーのお手入れ方法や保管方法をご紹介いたします。

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シルバーアクセサリーは金属アレルギーになりにくいの?

シルバーアクセサリーで金属アレルギーは起こるの?

シルバーアクセサリーに使用される銀自体は、金属アレルギーが起こりにくい素材です。

銀で金属アレルギーが起こるのはごく稀で、もしシルバーアクセサリーをつけて金属アレルギーが起こった時は、シルバーアクセサリーに混ぜられている「割金」が原因になっていることがほとんどです。

シルバーアクセサリーは、銀100%で作ると柔らかすぎて加工しにくいため、ほとんどが銅など他の金属を混ぜて作られています。

シルバーアクセサリーにはいくつか種類がありますが、アクセサリーショップで見るのは「SV925」や「スターリングシルバー」です。

「SV925」は、銀の含有量が92.5%という意味の表記で、残り7.5%はニッケルなどの安価な金属を混ぜて作られています。

参考一般社団法人 金属アレルギー教会

SV925とスターリングシルバーの違い

「スターリングシルバー」は、SV925と同じく銀の含有量が92.5%ですが、残り7.5%に純銅を使用しているのが大きな違いになります。

シルバーアクセサリーで金属アレルギーが出る人は、金属アレルギーを起こしやすいニッケルなどに反応して症状が出ていることが多いので、金属アレルギーの人がシルバーアクセサリーを選ぶ時は、スターリングシルバーを選んでみましょう。

比較的シルバーアクセサリーの中でも金属アレルギーが起こりにくいスターリングシルバーは、純銅を混ぜることで「時効効果」というメリットがあります。

時効効果は、銀と銅を混ぜることで金属が硬くなっていく効果のことで、長く使用するシルバーアクセサリーに適した効果です。

金属アレルギーになりやすいアクセサリーはピアス

アクセサリーには指輪、ネックレスなど様々な種類がありますが、特に金属アレルギーが起こりやすいのはピアスです。

ピアスは耳や軟骨に直接穴を開けて金属を通すため、特にポスト部分に金属アレルギーが起こりやすい素材の金属が使用されているとかぶれてしまいます。

そのためファーストピアスにニッケルや銅などが混ざっているシルバーアクセサリーを使用するのではなく、ステンレスやサージカルステンレス、チタンなどの、金属アレルギーが起こりにくい素材のピアスを選ぶようにしましょう。

家にあるもので!シルバーアクセサリーのお手入れ方法5選

シルバーアクセサリーは、長く使い続けることでどんどん黒ずんで行きます。

これは錆びているわけではなく、「硫化」によって黒ずんでいるだけなので、シルバーアクセサリーをお手入れすることで、新品のような輝きを取り戻すことができます。

ここからは、シルバーアクセサリーを簡単にお手入れする方法をご紹介いたします。

1.重曹

シルバーアクセサリーのお手入れは重曹で!

一番はじめに紹介するシルバーアクセサリーのお手入れ方法は、重曹を使用するやり方です。

シルバーアクセサリーを重曹で手入れする方法

マグカップなどの耐熱の食器や容器の底にアルミホイルを敷き、シルバーアクセサリーと重曹大さじ1杯を入れます。

シルバーアクセサリーを重曹で手入れする簡単な方法

アクセサリーと重曹がかぶるくらいまで熱湯をかけます。

重曹でシルバーアクセサリーを手入れする方法やコツ・やり方とは

ブクブクと重曹が泡立ち始めるので、そのまましばらく放置します。

放置したらアクセサリーを取り出し、タオルなど柔らかい布で優しく吹けばお手入れ完了です。

2.酢

酢を使ってシルバーアクセサリーを手入れする方法

パールやターコイズなど、変色の恐れがある装飾がされたシルバーアクセサリーのお手入れには不向きですが、一般的なシルバーアクセサリーにできるお手入れ方法です。

マグカップなどの食器や容器にシルバーアクセサリーと、シルバーアクセサリーが浸るくらいお酢を入れます。

しばらく放置してから取り出し、水でよく洗い流して柔らかいタオルで吹けば、お手入れ完了です。

3.歯磨き粉

歯磨き粉でシルバーアクセサリーを手入れする方法とやり方

ゴシゴシとシルバーアクセサリーを擦ると傷になるので要注意!

歯磨き粉でシルバーアクセサリーをお手入れする時は、指やメガネ拭きなどで優しく擦ります。

シルバーアクセサリーに少しだけ歯磨き粉を直接つけて、指メガネ吹出優しく拭いて洗い流す。

この時に使用するのは、顆粒状の成分を含まない柔らかい歯磨き粉がおすすめです。

4.塩

塩でシルバーアクセサリーを手入れするやり方

鍋にアルミホイルを敷いて、その中にシルバーアクセサリーを入れます。

シルバーアクセサリーが浸るくらい水を入れて、水5:塩1の割合で塩を加えます。

火にかけて数分間煮込んで取り出し、水で洗い流して水分を拭き取れば、シルバーアクセサリーのお手入れ完了です。

5.食器用洗剤

食器洗剤や中性洗剤でシルバーアクセサリーを手入れする方法ややり方

私たちの体から分泌される汗や皮脂には、シルバーアクセサリーが黒ずむ原因になる硫黄が含まれています。

特に皮脂はシルバーアクセサリーにこびりついてしまうので、中性洗剤で優しく洗うことで、シルバーアクセサリーのお手入れをすることができます。

食器を洗う時と同じく、スポンジに中性洗剤をつけて泡だてて、シルバーアクセサリーを優しく磨きます。

その後、水でよく洗い流して水分を優しく拭き取りましょう。

シルバーアクセサリーの保管方法

シルバーアクセサリーの保管方法は?

先ほどお話ししたように、シルバーアクセサリーが錆びたようにも見える黒ずみは、空気中に空気中に含まれる硫化水素や、硫黄が原因になります。

まず空気中に含まれている硫化水素については、ジップロックなどのチャック付き袋などに入れて、直接空気に触れないように保管することで防ぐことができます。

シルバーアクセサリーの黒ずみの原因いなる硫黄については、シルバーアクセサリーをつけて汗をかく運動をしないこと。

そして、硫黄を豊富に含む温泉にシルバーアクセサリーをつけて入らないこと。

また、輪ゴムや消毒液などの医薬品にも硫黄が含まれているので、これらのものを避けて保管することで、シルバーアクセサリーの光沢を長持ちさせることができます。

まとめ

シルバーアクセサリーで金属アレルギーが起こる原因は、シルバーアクセサリーに含まれている銀ではなく、割金に使用されているニッケルや銅です。

スターリングシルバーは割金に銅のみを使用しているので、比較的シルバーアクセサリーの中でも金属アレルギーが起こりにくいので、心配な方はスターリングシルバーを選ぶようにしましょう。

シルバーアクセサリーは錆びにも似た黒ずみが起こりやすいので、定期的なお手入れが必要です。

  1. 重曹とお湯
  2. 酢につける
  3. 歯磨き粉で優しく磨く
  4. 塩で煮込む
  5. 中性洗剤で洗う

この5つの方法で、黒ずんだシルバーアクセサリーの輝きを取り戻すことができます。

また、シルバーアクセサリーをそのまま空気に触れさせるように保管したりすると、すぐにまた黒ずんでいしまいます。

空気に触れないようにシルバーアクセサリーをジップロックなどに密閉して保管するようにして、シルバーアクセサリーをつけて温泉に入ったり、汗をかく運動をしないようにしましょう。

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