あなたは調べものをする時、Googleなどの検索エンジンを使ってブログやまとめサイトから情報を得ていると思います。…その記事は、いったい誰が、どのようにして情報を得て書いているのでしょうか?
就職難やブラック企業問題、待機児童問題などの社会問題から、外で働くこととは違う働き方を検討する必要がでてきた現代において、自宅で仕事をすることに興味を持っている方も少なくありません。
そこで今回は、webライター歴5年目の私が、webライターの仕事内容やしっておくべき知識、私がwebライターを始めた理由、収入についてご紹介いたします。
webライターの仕事内容
個人ブロガーのブログ更新のお手伝いとしてブログ記事を提供したり、特定のユーザーに向けたメディアの連載や、企業や個人事業主の方のサービスをアピールする記事、さらには店舗で配布するコラムの作成など、webライターの仕事内容は様々です。検索エンジンを使って情報を集める他、書籍や信用できるソース元から表やグラフなど情報を引用して濃い情報の記事を作成する。
主にパソコンやタブレットを使って、インターネット上でライターとして働くことを専門とするので、雑誌や本などの紙媒体ではなく、パソコンやスマートフォンから記事が読まれることを意識してwebライターは記事を書きます。
≪スマホやパソコンでも見やすい記事の特徴≫
- 適度に改行されている
- 適度に画像や表が挿入されている
- 文字が大きくて見やすい
- マーカーなどで色分けされていて読みやすい など
私は、クラウドワークスというクラウドソーシングサイトでwebライターをはじめ、ブログ記事の作成やメディア、企業・個人事業主の方に記事を提供してきました。
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で不特定多数の人に向けて仕事を依頼する、あるいは受注する場所のことを指す言葉で、テレビCMなどで近年人気を集めている新しい働き方の場でもあります。
webライターはGoogleに振り回される
webライターという仕事内容が需要があるのは、SEOという言葉がキーワードになります。
SEOとは検索エンジン最適化のことを指す言葉で、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で、上位表示されるための施策のことです。
検索上位にブログやサイトを表示させることで、ユーザーに閲覧されやすくなるため、広告収入や顧客獲得に繋がります。
Yahoo!はGoogleの検索システムを採用しており、Bingは利用者が少ないことから、SEOとはGoogle対策と認識しておきましょう。
webライターが知っておきたいGoogleのアルゴリズム
Googleではパンダアップデートとペンギンアップデートという、冗談みたな名前のアップデートが不定期に行われていて、それぞれのアップデートによって、検索上位に表示されていた記事がいきなり圏外に放り出されるなど、webライターの仕事内容に大きく影響します。
- 🐼パンダアップデート … 低品質なコンテンツを検索上位から下げるアルゴリズム
- 🐧ペンギンアップデート … ブラックハットSEOを実施しているwebサイトの順位を下げるアルゴリズム
ブラックハットSEOとは、Googleの品質ガイドラインに違反したSEOの手法で、ペンギンアップデートでは自作自演で意図的に外部サイトからリンクを増やしたサイトやブログの評価を下げます。
webライターは未経験からはじめられる

webライターって難しそう
資格や経験が必要なんじゃないの?

webライターを始めるのに資格や経験は一切不要
未経験からはじめることができます
こうして説明されると、webライターの仕事内容が難しそうだと感じる方が多いと思いますが、意外と未経験からはじめることができます。
プロフィールでもお話していますが、私がwebライターをはじめた理由の一つは、「子供の頃に作文が唯一 得意だったから」。今覚えばなんて安直な理由なんだろうと思いますが、webライターをはじめる理由はこんな感じで全然OK。
もしwebライターを始めるのに事前に知識が必要なら、検索エンジンでSEOについて学んでおくといいでしょう。
また、webライティング能力検定のようなwebライターに必要な知識や技術を身に付けることができる民間の検定試験もあるので、挑戦してみると良いでしょう。
未経験からwebライターをはじめる方法
私のように全くの未経験でwebライターをはじめるなら、クラウドワークスやランサーズで経験を積むことをおすすめします。
これらのクラウドソーシングサイトでは、クライアントが書いてほしい記事のマニュアルを用意してくれていることが多く、報酬額は少ないですが「未経験者歓迎」としている案件が多いので、技術も身に付きます。
私はクラウドワークスで「未経験者歓迎」の案件に応募して、マニュアルなどの指示書に沿って記事を作成し、時にはクライアント(発注者)からの修正など指摘を受けながらも、webライターの仕事内容を理解して、技術を身に付けることができました。
またこれらのクラウドソーシングサイトを利用してある程度経験を積んだら、ココナラでwebライターとして記事作成を出品することができます。
ココナラとは「スキルのフリーマーケット」というキャッチコピーで、2019年6月には人気お笑い芸人 和牛によるテレビCMで利用者がグッと増えたクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスやランサーズはクライアントが募集をかけて応募するスタイルでしたが、ココナラではあなたが仕事内容や報酬額を決めて商品を出品することができるので、webライターとしてクラウドワークスやランサーズより高い報酬が期待できます。
ブログを運営して実力を確かめる
SEOが施された記事は自分でブログを運営して、記事がどれくらいの検索順位まで上がるのか確認することもできます。
キーワードの選び方や、ブログ運営に必要なSEOの知識も身に付くので、クライアントに記事を提供した際に、「ここを○○するといいですよ」とアドバイスすることもできるので、あなたの技術が一段階アップするのでおすすめです。
ブログ運営にはhtmlやcssなどの簡単なプログラム知識が必要なので、これらの知識が無くても始められる無料ブログからブログをスタートして、慣れてきたらwordpressに移行します。
wordpressはサーバーやドメインさえ自分で用意すれば、無料で利用できるブログサービスで、無料ブログより自由に自分好みにカスタマイズができる他、無料ブログの広告に自分が張った広告の表示が邪魔されないので、高い広告収入が期待できます。
また、seoやどうすれば見やすい記事にできるのか知識や技術が身に付くので、これもクライアントにとって有益な情報を提供できる。情報や技術は大きな武器になるので、「webライターの○○さんだから依頼したい」というあなたの付加価値を一つ加えることができます。
私がwebライターで稼いだ金額
2015年からクラウドワークスでwebライターを始め、2018年にはココナラ一本で記事を作成して提供しています。
途中、次男の妊娠や出産などでwebライターとして働けない時期もありましたが、2019年8月には総売り上げ100万円を突破しました。
ココナラでの累計売上が100万円を突破しました🎉
途中で妊娠・出産・子育てで仕事ができない時期もあったけど、だいたい1年半くらいでこの額。
来年は1年でこの額を稼げるようになっていたいな😆✨ pic.twitter.com/scGa33ov8Q
— エトウ🥦緑のババアライター (@matome_etou) August 19, 2019
私がwebライターを始めた理由は実に安直なもので、妊娠中から臨月までの数か月間で5万円程度の収入でした。しかし今では、転職のため求職中の夫や家族の生活費を稼ぐことができるくらいにまで成長しました。
webライターを始めるのに本当に必要なのは、資格でも経験でもなく、「よっしゃ!やったろ!」という勢いなんだと私は思います。勢いづいてはじめさえすれば、未経験でもコツを掴んで数万円~数十万、すごい人では100万円以上毎月稼ぐ人も居ます。
もしあなたが自宅で働けるwebライターという仕事に興味があるなら、まずははじめてみてはいかがでしょうか?
まとめ
- webライターの仕事内容はブログ記事や企業のサービス紹介記事など、様々な記事をネット上で作成して提供する
- webライターはSEOを意識した記事を作成する必要がある
- パンダアップデートとペンギンアップデートの仕組みを理解しておく
- webライターは資格や経験のない未経験からはじめられる
- webライターをはじめるのに一番必要なのは「勢い」

webライターを目指すなら、クラウドソーシングサイトに登録して経験を積んで技術を学ぼう!